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 全国の河川で漁期を迎えているアユ。近年は釣り人や漁師から「小さくなった」との声が相次いでいる。秋に産卵する一年魚だが、温暖化による川の水温上昇で産卵期が遅れ、海で成長しきれないまま遡上(そじょう)するアユが増えているようだ。

 6月にアユ釣り解禁を迎える富山県の庄川で県水産研究所が調べたところ、アユの体長は1990年代に15~18センチあったのが、2000年代はそれより2~3センチ小さかった。那珂川(栃木県)、神通川(富山県)、四万十川(高知県)など全国を訪れる岐阜県郡上市のアユ釣り名人・白滝治郎さん(56)も「海から遡上するアユが、昔より小さくなった感じがする」と話す。

 同じような声は全国の釣り人からも聞かれ、25都県の水産研究機関が集まる全国湖沼河川養殖研究会の部会は、遡上と海へ下る「降下」の時期を調べ、今年3月に中間報告を出した。遡上の時期は河川や年によって早まったり遅くなったりしていたが、降下は90年ごろから全国的に年々遅れる傾向が見られた。長良川(岐阜県)では、降下のピークが95~96年は10月中旬~11月上旬だったが、昨年はそれより1カ月遅かった。

 アユは秋に河川の水温が約20…

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