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 横浜市西区のマンションで、杭が「支持層」と呼ばれる強固な地盤に達しておらず建物が傾いた問題で、施工した熊谷組が8日、「事前調査では想定できなかった支持層の落ち込みがあった」ことが原因とする見解を明らかにした。

 このマンションは、住友不動産が2003年に販売した11階建ての「パークスクエア三ツ沢公園」。

 熊谷組によると、建設時は事前にボーリング調査を行い、支持層の土質や深さを特定するが、熊谷組は「調査では想定できなかった支持層の急激な落ち込みがあった」と説明している。施工時には「杭の先端部の土から支持層と同種の土が確認されたことから、支持層に到達したと判断したとみられる」という。

 今後は詳細な調査結果を踏まえ、「管理組合や住友不動産と協議し、施工会社として責任を持って対応する」としている。(太田泉生)