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 神戸市交通局は7月1日から、赤字が続く市営地下鉄海岸線で、駅間距離が1キロ以下の1駅間運賃を現行の210円から110円に割り引く実証実験を始める。近距離運賃を抑えることが乗客増につながるかを調べる。8月31日まで。

 対象区間は、ハーバーランド―中央市場前と和田岬―御崎公園を除く1駅間。実験期間に各駅の窓口で「1キロきっぷ」(大人110円、小児・敬老60円)が販売される。

 市は昨夏、海岸線の乗客増と沿線活性化策の検討のため、沿線住民2千人を対象に海岸線の利便性などを尋ねるアンケートを実施(回答率約43%)。その結果、1~2駅間の運賃を安くしてほしいという意見が多かったため、実証実験を決めた。海岸線での1駅間のみの利用者は現在1日500人ほどで、実証実験で利用者が1千人以上になった場合、本格実施も検討するという。

 7月1日午前10時~正午には、三宮・花時計前駅の改札前広場でオープニングイベントがある。110枚限定の台紙付き記念切符のほか、県産米(ヒノヒカリ)1キロや朝採りスイートコーン、有機トマトなど県内農産物を110円で販売する。米は先着110人、農産物は売り切れ次第終了する。(水戸部六美)