【動画】自動車解体施設を捜索=熊倉隆広撮影
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 盗難車を買い取って海外に輸出したとして、警視庁と千葉県警の合同捜査本部は、ナイジェリア国籍の男を盗品等有償譲り受けの疑いで逮捕したと、23日発表した。男は容疑を否認しているという。警視庁などは男が盗難車の密輸組織のリーダーで、被害は関東1都4県で計約2千台、30億円に上るとみて調べている。

 男は千葉県白井市富塚、自動車輸出業オルジ・アフィポ容疑者(51)。警視庁捜査3課は同日、千葉、茨城両県にあるオルジ容疑者所有の自動車解体施設(ヤード)計6カ所を捜索した。

 同課によると、オルジ容疑者は2013年10月28日ごろ、白井市内で乗用車4台を盗難車と知りながら、計約48万円で買い取った疑いがある。同課は、オルジ容疑者らがヤード内で車を解体し、部品をナイジェリアに輸出していたとみている。

 捜査本部はこれまでに、オルジ容疑者のグループに盗んだ車を売り渡したとして、日本人26人を逮捕。密輸組織は12年ごろから、複数の日本人窃盗団にハイエースやセルシオ、インプレッサなど盗んでくる車種を伝え、1台15万円前後で買い取っていたという。