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 国民年金基金連合会は31日、受給者が死亡した後も遺族の無届けなどにより支払い続けた年金について、遺族から返還を求める際に、必要以上の金額を請求していたと発表した。ミスは2004~13年度に108件あった。総額約93万8千円に上る。

 同連合会によると、電算システムの設定ミスが原因。1人当たりの最高額は約5万7千円という。受け取る年金額が多くて所得税が源泉徴収されている場合(扶養家族がいなければ原則年105万円以上)、本来はその分を除いて実際に支払った額の返納を求めるが、所得税額を含めた金額を請求していた。1993年のシステム導入時から設定が間違っており、今年4月に内部で気づいたという。

 国民年金基金は、自営業者らが対象の国民年金に上乗せする公的年金制度。12年度末で約49万3千人が加入している。