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 100年ぶりに本紙朝刊で連載中の夏目漱石の小説「こころ」の新潮文庫版が、累計発行部数700万部を突破したと新潮社が31日、発表した。

 「こころ」の新潮文庫版は1952年に刊行。今年4月に連載が始まると、販売部数が連載前の2倍以上に急増し、この3カ月だけで10万部を増刷。30日に2万部の重版がかかり、計186刷701万500部に達した。累計部数は同文庫の歴代1位。

 新潮社の広報担当は「古典としては異常な売れ方。100年ぶりの連載で関心が高まり、夏休みに入って動きに拍車がかかっている」と話した。

 31日現在の「新潮文庫」累計部数上位10作品は以下の通り。

 夏目漱石「こころ」(701万500部)▽太宰治「人間失格」(670万5千部)▽ヘミングウェイ「老人と海」(489万5千部)▽夏目漱石「坊っちゃん」(420万5千部)▽カミュ「異邦人」(412万1千部)▽武者小路実篤「友情」(411万6千部)▽川端康成「雪国」(384万7千部)▽島崎藤村「破戒」(376万1千部)▽太宰治「斜陽」(369万6千部)▽サガン「悲しみよこんにちは」(366万3千部)

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