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 葛城市が金剛生駒紀泉国定公園内の当麻地区に建設を予定している「市クリーンセンター」に関し、景観や環境をめぐって行政と一部の住民が対立している。市民が県に建設許可をしないよう求めた裁判で、大阪高裁は訴え自体は退けたが、地元住民が訴えを起こせる資格は認定。市は地下部分を広くする設計に変更する方針を決めた。しかし、住民側は争う姿勢を崩していない。

 市は新クリーンセンターを、2011年9月まで稼働していた当麻クリーンセンター跡地に建設することを予定している。総事業費約65億円で、約1万1千平方メートルを造成。地上3階地下3階建てで、16時間稼働して25トンの処理ができる炉を2基備える。市によると、11年1月に地元の住民組織・当麻区と市が協定を締結。自然公園法では、国定公園内に建物などを建てる際には知事の許可が必要で、これまで市は、進入道路建設(11年7月)や造成(14年1月)などの許可を得て、一連の整備を始めている。

 建設予定地は、本堂や東西両塔などの国宝がある当麻寺から直線距離で約400メートル。建物の高さは約13メートルだが約40メートルの煙突も立つことから、地元の一部住民が13年1月、景観や環境などを理由に、県に対し、建設を許可しないよう求める訴えを奈良地裁に起こした。

 一審判決では訴えは却下され、…

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