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 東京都江東区の首都高速で2012年7月、東京税関の職員4人が死亡、2人が重傷を負った事故で、職員らが乗った車にトラックを追突させ、自動車運転過失致死傷罪に問われた元運転手、賀沢武被告(72)に対する判決が4日、東京地裁で言い渡された。大善文男裁判長は「居眠り運転をし、6人を死傷させた過失は重大だ」と述べ、禁錮5年6カ月(求刑禁錮7年)とした。

 判決は、被告が事故当時、重症の睡眠時無呼吸症候群(SAS)にかかっていたと認定する一方、「眠気を感じてから眠るまでに時間があり、運転をやめることができた」と指摘。「SASの影響で、眠気を感じる間もなく意識を失った」とする被告側の無罪主張を退けた。

 また、6人が死傷したことについて「被害者には何の落ち度もなく、結果は極めて重大だ」と指摘した。