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 兵庫県議会事務局によると、野々村竜太郎氏は7日、県議会棟の貨物用エレベーターで5階に上がり、目の前にある議長室に入室。そこからドアでつながる隣の代表者会議の部屋に入ったため、報道陣の前に現れることはなかった。このルートは、事務局側の提案だったという。

 事務局によると、野々村氏は2日、事務局を訪れ、「局長に会わせてほしい」「自殺に追い込まれるかもしれない」と取り乱した様子で話し、「マスコミの前に出たくない」と繰り返したという。

 職員が4日、野々村氏にメールで今回の経路を提案。野々村氏から5日未明、「了解」と短い返信があった。井土垣功・事務局総務課長は「野々村氏が非常に混乱しており、もしものことがあれば我々の責任が問われないか心配した」と話す。

 代表者会議の場で野々村氏は、勧告文を手渡された後、自ら発言を求めて謝罪した。出席者は「落ち着いていたが、無精ひげを生やし、かなり疲れた様子だった」と話す。