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 経営トップの病気をどう公表すべきか、米国で関心が高まっている。大物経営者が病気を明らかにする例が続いたからだ。急に職を離れると、株価下落などの波紋が広がりかねない。カリスマ経営者がいる企業ほど対応に苦慮するようだ。

 「現時点で、私のがんは広がっておらず、治療が可能だ。7~8週間後に、病状について報告したい」。米金融最大手JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO、58)は今月15日、株主らに伝えた。

 「ウォール街の帝王」と呼ばれる実力者だ。金融危機時に経営ダメージを最小限に抑え、米財務長官候補にも挙がった。7月初めにダイモン氏が咽頭(いんとう)がんであることを明かした直後、JPモルガン株は一時下落した。ただ「職務はできる」と強調していたことで、株価は持ち直した。「ダイモン氏あってのJPモルガン」とみる投資家の動揺を、早めの説明で抑えた。

 「投資の神様」として世界で知られる米投資家ウォーレン・バフェット氏(83)は2年前、初期の前立腺がんと診断されたと告白した。投資会社バークシャー・ハサウェイCEOを務め、「ほかの人では代替できない」とされる。いつまで現役を続けるかに市場の関心が集まっている。現在もメディアに元気な姿を見せており、バフェット氏は「後継候補の数人の名前を書いたメモを金庫にしまってある」と語っている。

 かつて経営トップの病気で市場…

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