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 検事総長に18日付で就任した大野恒太郎氏(62)が同日、記者会見を開き、「取り調べの録音録画(可視化)を積極的に拡大するとともに、科学捜査を重視して、『供述調書偏重』と言われてきた捜査から脱却する」と抱負を述べた。

 大野総長は、現在進めている検察改革について「国民の信頼を損なう不祥事が契機になっていることを忘れてはならない」と話した。「捜査や公判、組織のあり方を柔軟に見直し、引き続き改革を積極的に進める」とした。最高検は6月、可視化の範囲を今秋から拡大すると発表している。大野総長は「相当範囲が広がる」とした。

 一方、事件捜査について「消極的にならず、事実の解明と人権の重視をバランスよく実現することに心を砕きたい」とも語った。