[PR]

 今月9、10日に掲載した「女が生きる 男が生きる」シリーズ。女性の社会進出を阻む「隠れた意識」について問題提起をしましたが、非常に多くの反響が寄せられました。女性、男性、さまざまな年代の方から思いをつづったメールをいただきました。今回はそれについて報告します。

     ◇

 ある地方自治体で働いていた女性(56)は、この春仕事を辞めた。採用された当時は募集要項は男女別。女性初の予算担当の係長になり、その後、課長や次長も務めた。「女性はやっぱりだめだ」と言われないよう頑張ったが、次第に息苦しくなった。同じ悩みを抱えた人はいないかネットで探したが、見つけられず悶々(もんもん)とした。

 「男性には相談できず、女性の後輩からは『目標にしている』と言われる存在で、悩んでいると思われたくなかった」。体調を崩しがちになり、周囲に迷惑をかけると早期退職した。

 今でも辞めて良かったという気持ちと、頑張りきれなかった敗北感の間で揺らいでいるという。

 「今も女性初の、と言われながら頑張っている方が多いが、どうぞ周囲の雑音に負けないでほしい」

 立教大学文学部4年の関野治奈さん(21)は、つい最近内定を得て、就職活動を終えた。安倍政権が「女性の活用」を掲げるなか就活をして思ったことは、看板だけ女性活用を掲げる「名ばかり女性活用」の企業が多いということだ。

 やたらと女性を登用していることをアピールする企業など「女性活用の試みに戸惑い、混乱している企業が多い」と感じた。就職を決めた会社は実力主義で営業職にも女性をどんどん採っているところ、結果を重視するところにひかれた。将来は経営者をめざす。

 「『女性ならでは』とか『女性の視点を生かした』女性経営者がもてはやされるが、私は男女関係ない、数字だけで評価される経営者になりたい」

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら