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 串本町の古座川の河口付近に大量のエイが出現している。川面を上から眺めると、水玉模様のように点々とエイの姿が。「エビとカニの水族館」(すさみ町)の森拓也館長によると、エイの種類はアカエイで、毎年この時期に交尾のために押し寄せるという。

 23日午後6時すぎ、河口付近では体長約1メートル近くあるエイが寄り添うように泳ぐ姿が見えた。毎年、エイを見てきたという地元の男性は「まだまだ来るよ」。約30分後、瞬く間に水面がエイだらけになった。男性は「例年より多い。100匹くらいはいる」という。

 兵庫県伊丹市から来た金生鉄雄さん(78)は「こんなに多くのエイは初めて見た。水族館と違って、野性味があって感動した」。エビとカニの水族館の森館長は「尾の部分に毒を持ったトゲがあるので、注意してほしい」と呼びかけている。(杉山敏夫)