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 厳しい暑さとなった27日、各地で水の事故が相次いだ。川遊び中に流されるなど全国で少なくとも11人が死亡した。

 午後1時ごろ、東京都あきる野市小川のバーベキュー場「秋川ふれあいランド」から「子どもがおぼれた」と119番通報があった。警視庁によると、バーベキュー場前の秋川でいずれも都内に住む7歳の男児2人がおぼれ、1人はまもなく死亡が確認された。もう1人は意識があるという。男児2人は、知り合いの家族同士で一緒にバーベキュー場に訪れ、川遊びをしている際におぼれたという。

 熊本県多良木町の球磨川では、「水遊び中の親子3人がおぼれた」と110番通報があり、5歳の娘は近くにいた人たちに救助され無事だったが、両親は流されて死亡した。

 県警によると、死亡したのは同町多良木の酪農業源嶋光義さん(37)と妻みどりさん(45)で、水死とみられる。親子3人で川で遊んでいたところ、ビニール浮具に乗っていた娘が川に落ち、助けようとした両親が流されたとみられる。

 愛媛県西条市の加茂川では、同市大町の県立高校2年、増田達允さん(17)が遊泳中におぼれた。レスキュー隊員に救助されたが、間もなく死亡が確かめられた。

 鳥取市の鳥取砂丘そばの海では、中国人とみられる男女3人が流された。男性2人が亡くなり、女性は意識があるという。神奈川県真鶴町や兵庫県、京都府、鹿児島県、沖縄県の海でも釣り人や遊泳中の人が死亡する事故が起きた。

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 気象庁によると、この日は山梨県大月市で全国最高の38・8度を記録するなど、関東から九州にかけて計56の観測地点で最高気温が35度以上の猛暑日になった。