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 今年5月、地元経済紙に載った記事を読んで驚いた。「米国スターバックス、オーストラリアから撤退」とある。日本にも1千店ほどある、あの世界最大手のコーヒーチェーンが生き残れなかったとは。

 とはいえ、オーストラリアからあの緑のロゴが消えるわけではない。これまでは米スターバックスの直営店だったが、運営権を地元のウィザース・グループへ売却するという。同グループはコンビニエンスストア「セブンイレブン」を展開する小売り大手。経営を変えて続けるということだ。

 調べてみると、スターバックスがオーストラリアで1号店を出したのは2000年。84店まで増やしたが、08年までに100億円以上の赤字を出して大半を閉鎖した。現在も残っているのは24店。シドニーやメルボルンなどの大都市がほとんどのようだ。

 考えてみると、私もオーストラリアでスターバックスへ入ったことがなかった。地元系のお気に入りのカフェがあるためで、値段が少しだけ安い。スタッフもみな、支局そばにそれぞれ異なる行きつけのカフェを持っている。

 オーストラリア人は、毎日3杯くらいのコーヒーを飲むと言われている。シドニーの朝は、コーヒーの香りで始まるといっても過言ではない。みんな通勤途中で買って職場へ持っていく。テークアウトで1杯が3~3・5ドル(約280~330円)くらいだ。

 シドニーに来てうれしい誤算の一つは、コーヒーのおいしさだった。英国の旧植民地だったので、紅茶の国かと思っていた。だが戦後、イタリアから大量の移民を受け入れたため、おいしいエスプレッソが持ち込まれたわけだ。

 オーストラリアで飲むコーヒー…

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