(各駅停話)新丸子駅 かつては伝説のレース場

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宮嶋加菜子
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 渋谷方面から東急東横線に乗って新丸子駅に着く手前、多摩川の鉄橋を渡る。右側の車窓から川崎市側の河川敷を眺めると、夏草に覆われた斜面の中に、黒い帯のような石段が連なって見える。

 1936(昭和11)年、日本で初めての常設サーキット場「多摩川スピードウェイ」がここに完成した。東急が所蔵する資料によると、自動車やオートバイ、自転車の競走路で、1周の長さは1200メートル。3万人が収容できる「東洋一の競走コース」と紹介されている。鉄橋から見えた石段は、観客席の跡だ。

 オートバイの歴史を伝える「…

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