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長谷寺登廊

 四季折々の花の寺として名高い長谷寺の仁王門をくぐると、「登廊」(国重要文化財)が始まります。石段の上に切妻造(きりづまづくり)、桟瓦葺(さんかわらぶき)の屋根がついています。規則正しく並ぶ柱の間にまっすぐ伸びる回廊は一点透視の遠近法の絵のようです。ゆるやかな勾配を一段ずつ踏みしめるうち、お寺の空気が心に染みいってきます。

 1039(長暦3)年に春日大社の社司中臣信清が子の病気平癒の御礼に造りました。上中下の三廊に分かれています。上廊は江戸時代、中・下廊は明治期に再建されました。

 山上への道行きは人生になぞらえられています。全長の108間(1間は約1・8メートル)は人間に百八つあるという煩悩を示唆します。石段の幅が徐々に広くなるのは、年を取るほど衰えやしがらみが増えてゆくことを意味しているそうです。

 399段を登り切った先には「…

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