[PR]

 中国雲南省の昭通市魯甸(ルーティエン)県で3日に発生したマグニチュード(M)6・5の地震は6日も救出作業が続き、国営新華社通信によると死者は589人、負傷者は2401人に増えた。また、土砂崩れにより河川がせき止められた土砂ダムが19カ所で確認された。

 中国メディアは5日、救援隊の話として、60人前後が土砂に埋まったままの村があると伝えた。5日時点で村人約70人のうち10人しか生存が確認されていないといい、死者が今後さらに増える可能性がある。

 最大の土砂ダムができた牛欄江では、5日夜の時点でダム湖内に約5千万立方メートルの水がたまり、さらに水位が上昇。下流の住民840人が避難している。

 地震の規模からみて死者が比較的多かった理由として、新華社通信は中国地震局の分析を紹介。①現地は貧困県に指定されており、土壁やれんが、木材による古い民家は耐震性が低かった②人口密度が、同省平均の2倍の1平方キロあたり256人と高かった③震源の深さが約12キロで比較的浅かった、の3点を挙げている。(広州=小山謙太郎)

こんなニュースも