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 関東大震災(1923年9月1日)後の街の様子を描いた画家の徳永柳洲(りゅうしゅう)が、震災直後に描き、長く所在不明だった3点の油彩画が見つかった。「幻の震災画」とも言われ、当時の様子を伝える貴重な作品だという。26日から東京都墨田区の復興記念館で公開される。

 「花屋敷」(縦1・83メートル×横1・77メートル)は、おりの中のトラやクマに銃口を向ける人々を描いた。震災後、多くの被災者が浅草の遊園地・花屋敷に避難した。人を襲わないように猛獣は射殺されたという。「伝書鳩」(縦1・47メートル×横1・54メートル)には、被災状況を伝えるために放された臨時鳩隊と、見送る軍人の姿。伝書鳩は、宮城や大阪などに惨状を伝えた。「酒匂(さかわ)川上空飛行機」(縦1・47メートル×横1・55メートル)には、神奈川県上空から被災地の様子を撮影する飛行機が描かれた。

 徳永の震災画を管理する東京都慰霊協会によると、震災画は全部で24枚と伝えられる。すでに21枚が確認されており、26日からの展示会は戦後初めて24枚が一堂に会すことになる。徳永の震災画はこれまで全25枚とされてきたが、1枚は別人の作品だったと今月になって判明したという。

 今回見つかった3点は戦後の混…

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