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 米国のケリー国務長官は13日、8日間にわたるアジア歴訪の最終日にハワイで演説し、中国が「大国の特権」のように南シナ海で実効支配を強めていると批判し、この海域での緊張を高める行動の凍結を求めた。「(アジアの)平和と安定には、建設的な米中関係がかぎになる」とも語り、中国側に歩み寄りを求めた。

 ケリー氏は、「アジア太平洋地域への関与に対する米国のビジョン」とのテーマで50分余り演説し、その多くを、気候変動や南シナ海の領有権問題をめぐる米中関係について割いた。

 中国がベトナムやフィリピンなどと領有権を争う南シナ海の現状について、ケリー氏は「脅しや威圧を用いた手段で、領有権を主張することに断固として反対する」と強調。「自由に航行し、海や空域を利用することが、大国に与えられた特権かのような考え方に反対する」とも語った。

 ケリー氏は、日米中の外相らも参加した10日のASEAN地域フォーラム(ARF)で、中国の南シナ海での行動を念頭に「ここ数カ月、大規模な埋め立てや軍事拠点化が明らかになった」と指摘した。中国がベトナム沖で石油採掘を始めた際に多くの公船や海軍の艦船をこの海域に派遣し、両国の艦船が相対したことに強い懸念を抱いている。

 このため、この日の演説でケリ…

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