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 終戦から69年。地方自治体の平和博物館が、「零戦」を展示するという新たな動きが生まれている。かつて、特攻作戦などに使われた零式艦上戦闘機。足を運ぶのは主に、当時を知らない若い世代だ。戦争の実相をどう伝えるか。歴戦の元パイロットも苦悩する。

伝える難しさ、試行錯誤

 周防灘を望む大分県宇佐市。昨年6月にオープンした市平和資料館の真ん中に、実物大の零戦の模型が鎮座する。全長9・05メートル、全幅12メートル。パネルは《真珠湾攻撃などの海軍の作戦を支えました》と説明する。

 戦時中、宇佐には海軍の航空隊基地があった。若者たちは南九州などを経て沖縄へ出撃。81機154人が亡くなった。

 「絶対に買いだ」。市に模型を買うよう勧めたのは、基地の歴史を調べる「豊(とよ)の国宇佐市塾」の平田崇英(そうえい)さん(65)。2012年、小説「永遠の0(ゼロ)」の映画化で、模型ができるのを知った。小説に登場するのは宇佐にもいた部隊。模型の現物も見ないうちから、何度も掛け合い、市は1050万円で買い取った。

 「戦争が生むのは、勝者や敗者…

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