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 安倍晋三首相は、終戦の日の15日午前、代理を通じて靖国神社に自民党総裁として私費で玉串料を奉納した。安倍内閣の閣僚では古屋圭司拉致問題相と新藤義孝総務相が午前に参拝。稲田朋美行政改革相も参拝する予定だ。超党派の議員連盟「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」(会長=尾辻秀久元厚生労働相)も約80人が参拝した。

 首相の代理を務めた自民党の萩生田光一総裁特別補佐は、首相から「国のために犠牲となった英霊に尊崇の念を持って謹んで哀悼の誠を捧げてほしい」と指示されたと語った。

 首相が自身の参拝を見送ったのは、11月に北京で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)での日中首脳会談実現を念頭に、中韓両国への刺激を最小限にしようとしたためとみられる。

 首相は昨年12月、靖国参拝に踏み切り、中韓との関係悪化を招いた。今月、岸田文雄外相がミャンマーで中韓両国の外相と会談するなど、安倍政権は中韓との関係改善を模索している。

 首相が終戦の日に靖国神社に玉串料を納めたのは2年連続。昨年春、秋、今年春の例大祭には内閣総理大臣として「真榊(まさかき)」を奉納している。

 古屋氏は「国務大臣」の肩書で署名し私費で玉串料を納めた。参拝後、「一国のために命を捧げ、亡くなった方々に対する哀悼の誠をささげるのは当然」と語った。新藤氏は私費で玉串料を奉納し「私的な行為だから、外交的な懸念を示されることにはつながらない」と述べた。

 菅義偉官房長官は15日の記者…

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