【動画】将棋ロボット・DENSOの電王手くん=南日慶子撮影
[PR]

 将棋を指す知能はないけれど、盤の上で駒を巧みに動かす将棋指し専用ロボットをご存じですか? 駒をつかんで動かしたり、ひっくり返したり。自動車など日本の工場で働く産業用ロボットが、技術を応用して活躍の場を工場の外にも広げている。

 ロボットの名は「電王手(でんおうて)くん」。自動車部品メーカー・デンソー(愛知県刈谷市)の子会社、デンソーウェーブが開発した。動画配信大手ドワンゴが、コンピューターとプロ棋士の対局で知られる「電王戦」でコンピューター側の代指し役に使いたいと考え、デンソーに話を持ちかけた。

 普段は工場で電子部品をミリ単位で正しく定位置に置くなど組み立てに使う産業用ロボットの改良版だ。長さ約60センチ、幅約10センチの白色のロボットアームの先に直径1センチ程度の小さな吸着装置があり、駒を吸い上げ、次の手を指す。駒の種類や傾きなどはカメラで認識。将棋の知能を持ったコンピューターソフトから指示を受け、駒を動かす。

 デンソーウェーブの沢田洋祐さん(44)は「初めは無理だと思ったが、自社ロボットの技術を生かせばできると考えるようになった」と明かす。約2カ月の短期間で完成させたが、「伝統にロボットが歩み寄ること」も意識したという。

 たとえば、駒が敵陣に入ると、…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら

関連ニュース