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 2015年放送のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」の撮影が19日、長崎市寺町の興福寺であり、吉田寅次郎(後の松陰、1830~59)役の伊勢谷友介さんらが参加した。

 「花燃ゆ」は寅次郎の妹の杉文の生涯を描く。この日は嘉永3(1850)年に寅次郎が長崎を訪れた場面を撮影。龍踊(じゃおどり)や大道芸で華やぐ街を、書物に目を落としながら脇目もふらず歩き、勉学に没頭する寅次郎の姿をカメラが追った。あいにくの雨模様で、撮影は何度か中断しながら進んだ。

 伊勢谷さんは、長崎市出身の福山雅治さんが主演した「龍馬伝」(2010年)で、松陰が教えた松下村塾で学んだ高杉晋作を演じた。「晋作を演じて松下村塾のすごさを知り、松陰に尊敬の念を持った。見た人が今の常識に押しつぶされず、自分なりの新しい未来を切り開くきっかけになるドラマにしたい」と話した。

 撮影には十善寺龍踊会や地元エキストラら70人も参加した。今回のロケは21日までで、この日撮影された場面は第1話で放送される予定だ。(菅野みゆき)