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 昨年9月の台風18号で被害を受け、全面運休が続いている滋賀県甲賀市の第三セクター、信楽高原鉄道について、中嶋武嗣市長は20日、11月29日に運転を再開すると発表した。

 同鉄道は台風による豪雨で貴生川(きぶかわ)―紫香楽宮跡(しがらきぐうし)間の杣川(そまがわ)にかかる杣川橋梁(きょうりょう、96メートル)が流失、線路ののり面計6カ所が崩壊するなどの被害を受けた。

 市などによると、復旧の総事業費は約5億9千万円。廃線の可能性もあったが、昨年11月末、国の災害復旧事業の補助対象となったことで存続が決定。市債を発行し、起債分の95%を国が負担する。

 杣川橋梁には7月に新しい橋脚が設置された。10月上旬に橋桁やレール部分も完成する。10月末に全線で工事を終え、約1カ月間の試験運転や車両検査を経て運転再開を目指す。