公開中の映画「STAND BY ME ドラえもん」ご覧になりましたか?
子供から大人まで幅広い観客を集め大ヒットしているようですが、その勝因は藤子・F・不二雄さんの残した短編の名作をつないだ構成でしょう。それぞれは10ページほど。ムダのない話運び、シンプルで奥深いセリフ。笑えるオチは教訓くさくなく、感動のオチは上品な余韻を残す。子供にもおなじみ、そして大人には懐かしいあのお話が最新の3DCGで楽しめる、というワケです。
脚本を担当した山崎貴監督(八木竜一さんと共同)にその狙いをうかがったところ、一つは「異世界に乗り込んでの大冒険、という毎春の長編と差別化を図るため」、もう一つは「ずっとアニメが続いていて当たり前のように感じている『ドラえもんのいる日常』が、どれだけ楽しいものか子供たちに再発見してほしい。大人には、ドラえもんという大切な友達がいた子供時代を思い出してほしい」とのことでした。
はじまりは22世紀からドラえ…
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1967年、東京生まれ。91年、朝日新聞社入社。現在は大阪・生活文化部所属。2012年に日本評論社から「1面トップはロボットアニメ 小原篤のアニマゲ丼」を刊行。
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