[PR]

 雑誌広告で「運気が上がる」とうたうブレスレットなどを申し込むと、高額な祈禱(きとう)料などを払わされる「開運商法」の被害が深刻化している。実在のお寺が業者に協力する例もあり、国民生活センターによると昨年度、被害者が請求された平均額は約100万円と過去最高に。被害者が出版社を訴える動きもある。

電話であおられ 2千万円振り込む

 「願望達成保証」「3日以内に効果を体感」

 東海地方の女性(60)は一昨年3月、「全開運!しあわせ」という雑誌に載ったこんな広告を見て、金運が上がるという無料のブレスレットを申し込んだ。

 広告には白装束の女性霊能者が登場。ロト6で1等が当選との体験談も載っていた。元小学校教諭の女性は約10年前にうつで退職。家事も洗顔もおっくうで精神安定剤が欠かせない。「非科学的なものを信じたい、何かにすがりたい気持ちがあった」

 申し込み後、「ブレスレットだけでは効果が弱い」「お母さんの健康状態が心配」と次々に電話がかかってきた。「途中でやめたら返金はできない」と、祈禱料や瞑想(めいそう)料を払うよう求められ、同年4~10月、20万~300万円ずつ24回に分け計約2千万円を振り込んだ。

 女性は弁護士に相談し、業者側から約450万円返金されたが、業者は活動を休止しそれ以上は難しいと判断。今月7日、雑誌を発行した「主婦の友インフォス情報社」などを相手取り「読者の損害が予見できた」として、約2千万円の損害賠償訴訟を東京地裁に起こした。

 同社は社内審査で7カ所修正し…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら