小野盛さん(日本名おの・さかり=インドネシア在住の元残留日本兵)が25日、老衰のためインドネシア・東ジャワ州マランで死去、95歳。葬儀は近親者で行った。

 北海道出身で、第2次世界大戦中の42年にインドネシアに出征した。終戦後も旧日本軍を離れて同国に残り、49年まで続いた対オランダ独立戦争に参加。さらに現地女性と結婚して「ラフマット」と改名し、インドネシア国籍を得て農業などに従事した。同国の互助組織「福祉友の会」によると、同様にインドネシアに残った元日本兵は900人余りいたが、行方不明者をのぞくと小野さんが最後の1人だったという。(ジャカルタ)