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 閉鎖された空港と、人工芝スキー場の広大な跡地を有効活用した太陽光発電施設が、鹿児島県と宮崎県に登場した。発電用パネルを一直線に並べたり、花形に配列したり、空からの眺めもユニークだ。

 鹿児島県枕崎市の旧枕崎空港では、全長800メートルの滑走路跡にパネル約3万3500枚が並ぶ。総面積約12万9千平方メートルで、出力は8・2メガワット。

 枕崎空港は1991年に全国初のコミューター空港として開港したが、利用低迷で昨年3月に廃止された。オリックス(東京)と九電工(福岡市)が出資する事業者が、市が所有する跡地を借りてメガソーラー施設を整備した。9月1日に完成式典がある。

 宮崎県延岡市北方(きたかた)町のレジャー施設「ETO(えと)ランド」では、パネルが花形に並ぶ。昨年10月に廃止された国内最大級の人工芝スキー場跡4万2300平方メートルに、パネル8400枚が敷き詰められている。事業者のウエストエネルギーソリューション(広島市)によると、環境と観光に配慮した配置にしたという。

 最大出力は2メガワット。9月中に稼働する予定だ。土地を所有する延岡市は「観光面にも寄与してくれるのでは」と期待する。(礒部修作、大畠正吾)

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