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 香川県知事選は31日、投開票され、現職の浜田恵造氏(62)が新顔で共産党県委員会書記長の河村整氏(55)を破り、再選を果たした。昨年7月の参院選で票の不正操作事件が起きた高松市では、監視用のビデオカメラのもとで開票作業が行われた。投票率は33・60%(前回36・92%)。

 昨年7月の参院選比例区の開票作業では、高松市選挙管理委員会の職員らによる白票の水増しや有効票を集計しないなどの不正操作があったとされる。事件発覚後、初めての選挙で、高松市選管は開票所の香川総合体育館に2台の監視カメラを設置した。不正防止を目的とし、県選管から派遣された職員らもチェック。開票終了は前回より50分近く遅れた。

 当選した浜田氏は、高松空港の国内・国際3路線の開設に加え、瀬戸内国際芸術祭や「うどん県」PRによる観光客誘致など1期目の実績を強調。オリーブや希少糖といった地場産業を育成して雇用を確保し、移住者を増やすことで県内の人口減少に歯止めをかけると訴えた。

 一方、河村氏は「県政刷新」を掲げ、子どもの医療費無料化の対象拡大や、医療・介護保険料の負担軽減を主張したが、支持は広がらなかった。

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