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 30日に兵庫県の明石トーカロ球場で行われた第59回全国高校軟式野球選手権大会(日本高校野球連盟主催、朝日新聞社、毎日新聞社など後援)第6日は、延長30回までに0―0のまま決着がつかず2日連続のサスペンデッド(一時停止)試合となった準決勝の中京(東海・岐阜)―崇徳(西中国・広島)が31回から再開され、45回まで0―0、3度目のサスペンデッドとなった。31日は午前9時、46回から再開。大会規定上、最長54回まで行い、勝敗が決まらないと抽選で決勝進出校を決める。

 決勝は午後0時30分開始予定で、三浦学苑(南関東・神奈川)と対戦する。決勝は最長15回まで。また、31日の準決勝との合計イニング数を18回以内とする規定があり、最短9回までとする可能性もある。勝敗がつかなければ抽選はせず、優勝は預かり(両校準優勝)となる。

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 大会は多くの学校で夏休みが終わる31日までに終了する必要があり、一時停止試合の勝者は決勝とのダブルヘッダーとなる。規定でプレーは1日合計18イニングまでしかできないとしている(投手は計15イニングまでしか投げられない)。これにより31日の準決勝は最長でも9イニング、延長54回で打ち切る。

 日本高校野球連盟の竹中雅彦事務局長は「選手の健康面を考えると、サスペンデッドゲームには限界があるかなと思う」と語った。今回は54回までだが、ケースによってはそれ以上続く可能性もある。竹中事務局長は「申し訳ないが、想定していない」などと語り、ルールの整備が必要との考えを示した。

 日本高野連は現在、選手の障害予防・健康管理などのため、硬式・軟式の全国大会での延長タイブレーク制導入の是非について全加盟校にアンケートを依頼している。延長タイブレークは例えば9回終了後、1死満塁など決まった状況から試合を行う制度だ。

 アンケートを踏まえて9月に高野連の技術・振興委員会を開く予定。竹中事務局長は「軟式だけ先に導入するべきだという意見が出ることも予想される」とした上で「導入に関してはアンケートをもとに考えないといけない」と話した。

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