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 川崎市宮前区のアパートで昨年3月、母親(当時43)を殺害したとして、殺人や死体損壊などの罪に問われた当時少年の長男(20)の裁判員裁判が1日、横浜地裁で始まった。長男は「間違いありません」と起訴内容を認めた。弁護側は「長男の養育環境や精神障害を考慮してほしい」と情状酌量を求めた。

 起訴状によると、長男は19歳だった昨年3月2日、母親の頭を背後からボーガン(洋弓銃)で射た後、ナイフで首や背中を突き刺して殺害。刃物で遺体を切断し、新聞紙で包んでポリ袋に入れて捨てたとされる。

 検察側は冒頭陳述で、「母親からの束縛を断ち切るため、殺害が必要だと考えるようになった」と動機を説明。ボーガンやスタンガンを購入したり、動画サイトで解剖を学んだりしており「計画的だ」と指摘した。