[PR]

 海上自衛隊横須賀基地に配備されている護衛艦の乗組員が上司のパワハラを受けて自殺した事件で、少なくとも35人の同僚が暴行やパワハラの現場を目撃していたことが海自の内部調査でわかった。海自は艦長をすでに更迭しており、他の幹部乗組員についても適切な対応を怠ったとして処分する。

 海自は同じ艦の乗組員全員から聞き取り調査。海自の説明では、自殺した男性3等海曹は昨年10~12月、後藤光一・1等海曹(42)=暴行と器物損壊の疑いで書類送検=から指導と称して、ペンライトや平手で殴られたり、甲板のハッチに手を挟まれたりするなどの暴行を受けた。自殺する前日には、3曹が暴行や退艦を訴えていることを知る幹部が、バケツを持って立たされている3曹を見かけたのに何もしなかったことなどが判明したという。