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 民主党政権の重鎮だった藤井裕久さんから「政治改革の熱狂と崩壊」という本が送られてきた。彼は、田中角栄内閣で大蔵省から官房長官秘書官として官邸入りし、のちに政界入りした。私も一線の新聞記者としてそこにいたから、とても興味深い。

 藤井さんは、角栄の「日本列島改造」の熱狂から回想する。過密の東京、さびれる地方、それを同時解決するために高速道路、新幹線を張り巡らし、工場を再配置し、全国をすみよい街や村にする。そんな角栄の夢は人々の熱狂を誘ったけれど、ハイパーインフレが高進し、生活苦が押し寄せた。

 「熱狂から覚めた人々は、現実の苦しさに耐えかねて、熱狂させた人を攻撃する。それがはかない夢と知った時、なんでそんな夢を見せたのかと田中を批判した」

 金脈スキャンダル、ロッキード…

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