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 理化学研究所は4日、小保方晴子氏らが英科学誌ネイチャーに発表し、撤回されたSTAP細胞に関する論文について、これまで調べてこなかった新たな疑義を解明するため本調査を開始する、と発表した。外部有識者だけで構成する調査委員会を3日、設置した。5カ月以内に結果をまとめるという。

 本調査の対象は、ネイチャーの2本の論文に関わる疑義だけでなく、理研内に保存されている実験に使われた試料も含まれるという。委員は近く決まる予定だが、氏名や所属は公表しない方針。小保方氏らの懲戒処分の判断は、本調査の結果が出るまで先送りになる。

 論文を巡っては、理研が4月、改ざんや捏造(ねつぞう)の認定を発表。その後、試料の遺伝子解析などで新たな疑義が指摘され、理研は6月、予備調査を始めていた。