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 約70年ぶりのデング熱の国内感染が、発症前に都立代々木公園周辺に行っていない埼玉県在住の30代の男性で初めて確認されたと、厚生労働省と埼玉県が5日、発表した。厚労省などは、東京・新宿中央公園で感染したとみている。新宿区は、公園内での蚊の発生状況を調べて駆除作業をするか検討する。

 埼玉県によると、男性は渡航歴がなく、8月30日に発熱や頭痛などの症状が出て、9月1日に埼玉県内の医療機関を受診、5日に国立感染症研究所の検査で感染が確認された。現在は外来治療中で、容体は安定しているという。

 発症する2週間前の男性の行動歴を調べたところ、代々木公園周辺に行っておらず、新宿中央公園に8月18、20、21、22、26日に訪れ、「蚊に刺されたと思う」と話しているという。

 新宿中央公園は、代々木公園から2キロほど北にある。