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 江戸時代末期、徳川家から天皇家に献上されたが所在不明だった名刀「島津正宗(まさむね)」が、約150年ぶりに確認された。幕府と朝廷の融和を図る「公武合体」のため、1862年に皇女和宮(かずのみや)が14代将軍家茂(いえもち)に降嫁した際の献上品で、専門家は「国宝級の価値がある」とみている。

 和宮は仁孝天皇の第8皇女で孝明天皇の異母妹。「刀剣名物帳」(1919年発行)は和宮降嫁の際、徳川家が島津正宗に金千両を添えて天皇家に献上したと記すが、献上後間もないころに不明になったとされる。

 正宗は、鎌倉末期に活躍した刀工、岡崎正宗が鍛造した刀の総称で、現存品は国宝や重要文化財も多い。今回の刀は、大阪市の日本刀愛好家の男性が高齢のため、京都国立博物館(京都市東山区、京博)に昨年度に寄贈した。男性は69年に近衛(このえ)家から譲り受けたという。

 刀は無銘だが、京博学芸部の末…

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