公表された昭和天皇実録について、宮内庁は9日から11月30日まで、皇居・東御苑内にある書陵部で特別閲覧を実施する。東御苑休園日を除き、1人につき1回最大50分間、内容の写しを閲覧したり、天皇、皇后両陛下に献上した和とじの「奉呈本」と同じ「副本」を見学したりできる。予約は不要だが希望者が多い場合は現地で整理券を配る。

 宮内庁は実録について、報道や今後予定している公刊事業のほか、情報公開請求に応じて公開する方針だったが、「関心が高いため、多くの人に知ってもらう機会をさらに設けた」としている。複写や写真撮影はできず、複写物の入手や50分を超える閲覧を希望する場合は情報公開請求が必要だ。

 特別閲覧は、9月9日~10月30日は1日に7回、11月中は6回。定員は各回12人(土日などは18人)。詳しくは宮内庁ホームページか、書陵部図書課(03・3213・1111)へ。