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 ベトナムで10日まで開かれていた環太平洋経済連携協定(TPP)の全参加国による首席交渉官会合について、米通商代表部(USTR)は同日に声明を出し、「幅広い分野で重要な進展をした」と成果を強調した。TPPの年内合意に向け、フロマン代表が今後、二国間交渉を加速させる方針を示した。

 USTRは声明で「多くの問題を解決し、そのほかの分野でも隔たりを狭めることができた」とコメント。国有企業、知的財産などの分野で、重要な進展をしたとの見方を示した。フロマン氏が、今後数週間でベトナムなど多くの国と二国間協議を進めるという。

 ただ、TPP交渉は、農産品の関税をめぐる日米協議が難航していることなどから、「年内合意」に必要な全体の閣僚会合を開くめどがたっておらず、厳しい状況が続いている。(ワシントン=五十嵐大介

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