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 過激派組織「イスラム国」はローマ法王も標的としている――。在ローマ法王庁(バチカン)のイラク大使、ハビブ・サドル氏はこう警告した。イタリア紙メッサジェーロ(電子版)などが13日、伝えた。

 サドル氏は「イスラム国はがん細胞のように広がり、活動地域外にも影響を及ぼす」と述べた。人質の殺害映像の公開などを通じて、メディアで恐怖を広げるのが彼らの戦略で、世界の注目を集める法王は格好の標的だという。

 フランシスコ法王は、イスラム国によるキリスト教徒や少数民族の迫害を強く非難。8月にはイラクに特使を送った。自身の現地入りも「必要なら、ためらわない」と語っている。

 イスラム国は「シリアに住むキリスト教徒と欧州各国に対する戦争」も宣言。イスラム国と戦うイラク北部のクルド人勢力に武器を供与しているイタリアのアルファーノ内相も、「イタリアとローマが標的となりうる」と述べている。(ローマ=石田博士)

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