[PR]

 愛媛県西条市西之川刀掛(かたながけ)の大森山(標高1399メートル)で15日午前7時20分ごろ、遭難者を救助しようとした県警西条署山岳警備救助隊の三好浩司巡査長(33)が山中の斜面から滑り落ちた。頭などを強く打って松山市の病院に搬送され、約2時間半後に死亡した。

 署によると、遭難者からの通報を受け、県警ヘリで出発した三好巡査長は同午前7時15分ごろ、標高1100メートルの沢付近にいた遭難者3人を発見。ロープで降りた直後、約20メートル下に転落したという。署は転落原因を調べている。吉野英徳署長は「将来のある若い署員を亡くし、断腸の思い。再発防止に努めたい」とコメントしている。

 大森山は、西日本最高峰の石鎚山系の一つ。松山市の20代男性2人と広島市の20代男性は山頂を目指して登山中に遭難。14日午後4時10分ごろ「道に迷った」などと署に通報した。県警の救助でけがはなかった。

 署によると、三好巡査長は2006年春、県警に入り、11年から署の山岳警備救助隊に入隊した。