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 スウェーデン総選挙(比例代表制、定数349)は14日投開票され、社会民主労働党(社民党)など野党3党の左派陣営が与党の中道右派4党連合を上回る158議席を獲得して勝利し、8年ぶりに政権交代する見通しとなった。ただ議席は過半数に届かず、少数与党で難しい政権運営を迫られそうだ。

 開票の結果、与党が進めた減税政策を批判し、教育や福祉の向上を訴えた社民党と左翼党、緑の党の左派3政党が、与党の142議席を上回った。与党第1党の穏健党党首フレドリック・ラインフェルト首相は15日、首相を辞任した。

 一方、「反移民」を掲げて前回2010年の総選挙で初めて国政に進出した右翼政党「スウェーデン民主党(民主党)」が、20議席から49議席へと議席を倍増させ、第3党に躍進した。 ロイター通信によると、次期首相と目される社民党のステファン・ロベーン党首は民主党との連立を否定。中道右派の一部との連携を模索している。(ロンドン=渡辺志帆)

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