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 交通事故や病気などで歩行が困難になった人の動作を支援するロボットスーツ「HAL」が、福祉や医療の現場に広がり始めた。筑波大の研究成果を実用化するために設立されたベンチャー企業サイバーダイン社が開発。日本と欧州の約170施設で、約400台が稼働している。

 HALは、筋肉の動きを助けるモーター付きの装着するロボット。皮膚につけたセンサーで、筋肉を動かそうとする際に脳から流れる微弱な電気信号を読み取り、関節部に着けたモーターを作動させて手足を動かす。

 歩行などの動作を支援するほか、使用を続けると、脳から手足の筋肉へ至る神経のルートが再構築され、運動機能の改善に役立つ。

 たとえば、脳卒中の後遺症で歩行が困難だった茨城県内の60歳代の女性の場合、医師から「再び歩けるようになるのは困難」と言われていたが、HALを装着して訓練を続けたところ、1カ月後には自力で歩けるようになった。

 HALは日本では「福祉機器」の扱いだが、欧州では昨年、医療機器の認証を取得。米食品医薬品局(FDA)にも医療機器の承認を申請中だ。

 医療機器として認められているドイツでは、事故で脊髄を損傷した患者の治療にHALが使われ始めている。日本では歩行トレーニング機器として利用が広がっている。

 サイバーダイン社は2004年…

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