【動画】藍染めの古布「襤褸(らんる)」を使って作られた洋服=戸村登撮影
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 着古した藍染めの古布、「襤褸(らんる)」を使った洋服作りに、京都市のアパレルメーカーが取り組んでいる。穴が開いていたり、接ぎが当てられていたりする布を組み合わせて1着の服に仕立てる。襤褸は近年コレクターが増えるなどして手に入りにくくなっており、ジャケットだと、年に3、4着しか作れないという。

 この会社は「古代新」(京都市北区)。「オスティア・ジャパン衣」の店名で、京都市や東京・代官山などに6店を構える。1988年の創業当初から、襤褸に着目した服作りを続けてきた。時の流れによって、溶けたように見える生地が魅力だという。近藤香預子会長(55)は「必死に襤褸を集めて、やっとジャケットが出来たときは売らなくていいとさえ思うこともある」と話す。(戸村登)

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