【動画】希少種守れ 奄美大島で動植物盗採防止のパトロール=外尾誠撮影
[PR]

 世界自然遺産登録を目指す鹿児島県・奄美大島で、希少動植物の盗採掘の被害が後を絶たない。珍しさから高値で取引されるためだ。島の5市町村は採掘を禁じる罰則付きの共通の保護条例をつくり、抑止と監視強化に乗り出している。

 今月5日夜、奄美大島南部の瀬戸内町を巡るパトロールの班に同行した。主な監視対象は条例で捕獲を禁じているアマミマルバネクワガタ。環境省のレッドリストで「絶滅の危険が増大」とされる絶滅危惧Ⅱ類に指定され、マニアの間で人気が高い。インターネットのオークションサイトでは今夏、3匹2万円で落札されていた。

 条例施行前までクワガタ採りの車がずらりと並んでいたという道路。白いワゴン車の中年男性がすれ違いざまこちらをにらみ、「何や!」と声を発した。

 環境省の希少野生動植物種保存推進員で樹木医前田芳之さん(67)の案内で、油井岳(標高483メートル)周辺の林道を車で進む。

 林からロープが道路近くまで垂れ下がっていた。何者かが盗採掘のために木に結び付けたと説明された。林の奥へ入ると、木の幹に赤いスプレーで矢印が描かれている。道案内用に吹き付けたらしい。

 別の場所では、前田さんが「これが(盗採者に)よく狙われる木」と言った。ヘッドランプに照らされた木の幹にアマミヒラタクワガタがいた。条例の対象外だが、島の固有種。「売れるので、これも採られちゃうよ」

 「これも、ひどいな」。環境省…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら