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 鹿の島が犬の島に――。野生の鹿がすむ松山市北条沖の鹿島で21日、愛犬との時間を楽しもうという「せとうち『犬の輪』プロジェクトじゃ犬」があった。動物愛護週間(20~26日)に合わせたイベントで、昼過ぎまでに300組以上の犬と飼い主が訪れる盛況ぶりだった。

 北条地区の活性化に取り組む市民団体が初めて企画。飼い主が機嫌を取ってしっぽを振る回数を競ったり、一緒に障害物競走をしたりする「いぬリンピック」に約30組が参加。足の爪切りや肉球マッサージ、ペット雑誌の写真撮影会、馬肉スープのリゾットなど犬グルメの販売もあった。

 プードルを連れて訪れた新居浜市の広田香奈さん(29)は「一緒に遊びに行ける場所が少ないのでうれしい。風が気持ち良くて犬も喜んでいると思います」。北条港から鹿島への渡船に、犬は往復20円でカゴに入れなくても乗せられる。主催団体の西山陽一朗さん(42)は「鹿島は車が通らないので一緒に思い切り楽しめる。普段から犬を連れて訪れてほしい」と話した。