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 「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」(鹿児島、福岡、静岡など8県)の世界文化遺産登録に向けた現地調査が28日、構成資産の集中する九州・山口で始まった。ユネスコの諮問機関・国際記念物遺跡会議(イコモス)のオーストラリア人調査員が、鹿児島市にある薩摩藩の工場群跡・旧集成館を訪れ、市の担当者らから施設概要や保全の取り組みについて説明を受けた。

 調査は26日、静岡県伊豆の国市の韮山反射炉からスタート。28日から10月5日まで、恵美須ケ鼻造船所跡(山口県)や八幡製鉄所(北九州市)、「軍艦島」として知られる端島炭坑(長崎県)など九州・山口の資産を回る。全10日間の日程で、8県11市の23構成資産を調べる。

 イコモスはこの調査をもとに来年5月ごろ評価結果をユネスコに勧告。6~7月にドイツで開かれるユネスコの世界遺産委員会で、登録の可否が審議される。(林国広)

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