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 ベビー用品販売の西松屋チェーン(兵庫県姫路市)は30日、半導体など製造業出身の技術者を積極的に採用する方針を明らかにした。すでに75人を採用し、今年度中に90人に増やす。プライベートブランド(PB)商品の開発を強化しており、「ものづくり」の即戦力として生かそうとしている。

 西松屋の長谷川寿人専務が決算会見で明らかにした。採用したのは、家電大手のパナソニックやシャープ、ソニーなどの出身者。最近は半導体大手のルネサスエレクトロニクス出身者などからの応募が増え、採用した75人のうち14人が半導体の技術者という。

 技術者の多くがPBのベビーカーや衣料品の開発などに携わっている。長谷川専務は「材料が違っても、商品開発の過程自体は似ているので、問題点も見つけやすい」といい、異業種でも活躍が期待できるという。

 技術者の採用を増やし、PB商品を伸ばそうとしている。すでにパナソニック電工出身の技術者が開発したクッション性マットが、2年半で190万個売れるヒット商品になっている。こうした技術者が手がけたPB商品の売り上げに占める比率を今の3%から5年後に20%に引き上げる計画だ。(田幸香純)

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