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 【松尾慈子】2003年10月に始まったこのコラム。今回で12年目に突入いたします。今年の正月に「足かけ10年を迎えます、多分」と書きましたが、自宅の押し入れの天袋をひっくり返したら、昔のコラムをプリントしたものがでてきまして、第1回は2003年でした! 最初の2年ほどは毎週更新だったので、これまでに300冊超の漫画を取り上げてきたことになります。しかし、もちろん読んだけれどもコラムで取り上げなかった漫画はその数倍はあるわけで、おお、我ながら驚きです。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 2003年つながり、というわけではないが、1巻がでたのが2003年、実に11年後のこの9月に第2巻が発売されたという本作をご紹介したい。

 「エマ」で19世紀英国のメガネでメード、という萌(も)えな設定を美しいラブロマンスに昇華させ、「乙嫁語り」では19世紀中央アジアの花嫁たちを、当時の自然や風土の中で生きる厳しさとともに描いた森薫。そして本作「シャーリー」は、20世紀初頭のロンドン、13歳のメード・シャーリーと、28歳でカフェを経営する女性主人・ベネットの、穏やかな日々を描いている。

 いやもう、相変わらずの森の情…

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