[PR]

 北海道南幌町(なんぽろちょう)の住宅で、高校2年の女子生徒(17)が母親(47)と祖母(71)を殺害したとして逮捕された事件で、この女子生徒が調べに対して「しつけが厳しく、今の状況から逃れたかった」と話していることが、捜査関係者への取材で分かった。道警は、しつけをめぐるトラブルが事件につながった可能性があるとみて調べている。

 道警によると、1日未明、母は1階、祖母は2階の寝室で寝間着姿で血を流して倒れているのを発見された。道警は2日、司法解剖の結果、2人とも死因は出血性ショックだったと発表。凶器は台所の包丁で、母は首や背中に傷があり、祖母は頭や胸などに多数の傷があったという。

 近くの住民らによると、女子生徒は子どものころから、主に自宅敷地内の離れで暮らし、よく庭の草むしりや雪かきをしていた。祖母は「厳しくしないと教育にならない」と言っていたという。

 道岩見沢児童相談所によると、女子生徒が幼稚園児だった2004年、母親から虐待を受けていると通報があり、必要な措置を講じたことがあったという。